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2016/08/10

夏季公開研修会~キャスパーアプローチの紹介~

| by:企画総務課
8月9日(火)夏季公開研修会を実施しました。
NPO法人『生活を豊かにする』障害児・者支援福祉会(通称:ポップンクラブ)代表理事 村上潤 氏をお迎えし、
「生活を豊かにするための姿勢づくり~キャスパーアプローチの紹介~」について、数々の症例を交えながら
ご講演いただきました。
キャスパーアプローチは、骨盤を起こす事にとらわれない新しいシーティング理論で、初めて参加した者にとっては、
骨盤を起こさずに頭が上がるなんて・・・・椅子が変わっただけでこんなに手の操作性が向上するなんて・・・・
’目から鱗‘でした。

 研修会の様子①

今までは、骨盤を起こし、立っている時と同じように座るのがよい姿勢と言われてきましたが、姿勢を矯正しようとすると、「痛み」や「ストレス」等多くの「リスク」が発生するので、この痛みやストレスを最小限にするため、身体を頭部、胸部、骨盤などのパーツからなる物体としてとらえ、重力に対して力学的な身体の安定を求めていくとのことです。
特に頭部の安定を重視し、重力による頭や身体が倒れたり崩れたりする不安定をなくすことで、不必要な緊張を取り、本来の身体機能を最大限に引き出すと考えられているようです。

 研修会の様子②

村上先生の言葉で印象に残っているのは、
「環境が整うと成功体験のサイクルが始まる」
「重力からおこる身体の物体的な不安定を物体的安定に」
「安定から学習がはじまる」
「椅子が変わっただけ(不安定から安定に変わっただけ)で、不随が随意に」
  ・・・・等々

 キャスパー ザフの紹介 キャスパー ザフの試乗

いくつもの症例を見て、環境が整うと子どもが変わるんだ!!ということが分かり、
まさに環境を整える事の大切さを実感しました。
「キャスパーは環境提供である。この後は学校の先生の出番」と先生はおっしゃっていました。
今後、よりよい環境を模索しながら、子どもの可能性を引き出して行きたいと切に感じた研修でした。

この日は、35℃を超える猛暑日にもかかわらず、校内外の先生や関係機関の方に多数ご参加いただき、ありがとうございました。
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