取り組みの紹介
自立活動に関するケース会
7月から夏休みにかけて,児童生徒一人一人の自立活動の指導について話し合いました。
実態や3年後の姿などから中心的な課題を検討し,そのために必要な指導目標や指導内容について,いろいろな意見を出し合いながら考えました。
1学期の指導を見直しながら,2学期からの指導に向けて準備する機会となりました。
令和3年度 夏休み親子スマイル教室
夏休み親子スマイル教室は,「夏季休業中の児童生徒の健康維持や日常生活に役立つ内容について外部講師を招き学ぶ」ことを目的として開催しています。昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響で開催できませんでしたが,今年度は感染症対策をし,ひのみね総合療育センター 言語聴覚係長 野津真理先生を講師にお招きして,親子4組と教員13名が参加して行いました。
「おいしく安全に食べよう」について,講演と実技研修を行いました。講演では,安全に食べるための姿勢,食形態,介助の仕方を学んだり,実際に参加者も食べにくさの体験をしたりしました。
また,実技では,保護者の方が介助している様子を野津先生に見ていただき,一人ひとりにご助言をいただきました。
保護者の方から野津先生へ質問される場面も多々あり,学びの多い研修会となりました。
6月 社会人講師の来校
今年もいろいろな分野の専門家の先生方に、自立活動の授業に参加していただいています。
主に、コミュニケーションに関しては、こころ工房の宮崎美和子氏が来校してくれています。
今回は、小学部の児童の自立活動を参観していただきました。
授業中、宮崎氏にも児童と関わってもらいながら、児童の学びを支援してもらいました。
刺激の種類や回数などを変えることで活動に変化をつけることなど、教員にとっても学ぶことの多い時間となりました。
授業後の振り返りも、とても丁寧にわかりやすくお話いただき、他の教員と共有することができました。
令和3年度 自立活動ミニ研修
昨年度に引き続き、自立活動に関するミニ研修を行っています。
今年は、対象者に違いをつけた「ミニ研修Ⅰ」と「ミニ研修Ⅱ」を企画しています。
自立活動ミニ研修Ⅰは、肢体不自由特別支援学校の勤務が初めての教員と初任者、そして、
教員経験年数が2~5年までの希望者を対象とし、自立活動ミニ研修Ⅱは、新しい内容を学ぶことができるように、対象者を広く設定しています。
今回の自立活動ミニ研修Ⅰでは、摂食嚥下訓練について映像を見ながら学びました。
「食べる機能の発達段階ごとに支援方法は違う。だから、あの子にはこれが大事なんだ!!
それぞれの教員が、いろいろなことを思い浮かべながら学んだことと思います。
自立活動ミニ研修を行っています
今年度から月1回の予定で,自立活動ミニ研修を実施しています。テーマは身体の動きや食事指導に関する内容を,肢体不自由教育が初めての教員や希望する教員を対象に行っています。研修時間は20分間。
今回は,食べる機能の発達段階について,赤ちゃんの口の動きの映像や給食の食形態を写真で確認しながら学びました。
子どもたちの作品展
高等部生徒作品
ひのみね医療療育センター
スヌーズレンルーム
スヌーズレンルームのパンフレットが完成しました。
PDF⇒パンフレット.pdf
スヌーズレンルームに関する詳しい説明は
「日本スヌーズレン教会」をご覧ください。