ご挨拶

令和3年4月

徳島県立ひのみね支援学校のホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます。
 本校は、昭和34年「徳島県立ひのみね学園」内に設置された小中学校の分教室で肢体不自由教育を開始しました。その後、徳島県立ひのみね支援学校として、今年で60年を超える国内でも肢体不自由教育の古い歴史ある学校です。『強く、明るく、たくましく』の校訓をもりこんだ校歌は、「サトウハチロー」氏が作詞「中田喜直」氏が作曲していることからも、その歴史がうかがえます。(写真にある自筆の楽譜が本校で大切に保管されています)


 今年度も4月に小学部3名、中学部6名、高等部5名の新入生を迎え、新しい年度をスタートいたしました。現在、新型コロナウイルスが猛威を振るっておりますが、安全に子どもたちが登校できるよう、できる限りの感染拡大防止対策を実施しております。本校では、一人ひとりの教育的ニーズに応じた指導と支援を充実させ、自立と社会参加をめざし、安心安全な学校づくりにつとめています。

 また、徳島県の肢体不自由教育の中核校として、県内唯一の肢体不自由児教育の単独校ならではの専門性と、そのセンター的機能を発揮し、子どもたちの支援や関係者への相談をおこないっています。
 

 社会情勢や環境がどのように変化しても、本校が長年培ってきた肢体不自由児教育への、情熱に変わりはありません。これからも、本校をふくめ県内の児童生徒が、それぞれの時代に応じ、積極的に社会に参加し、地域の中で充実した日々を過ごせるよう支援してまいります。

 保護者の皆さま、地域の皆さま、徳島赤十字ひのみね療育センターはじめ関係機関の皆さま、今後とも本校の教育にご理解とご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申しあげます。

 

           

 

 

 

中田喜直氏自筆の楽譜